2021年2月2日
今日は124年ぶりの2月2日の節分だそうですね。それにしても誰が決めてなんでずれるのか?なにか途方もない時間と力が働いているようなそんな事を思う節分です。
さて、そんな途方もない事を思いながら困った状況に出くわしました。
現在進行中の現場なのですが、パラペットと言って壁が立ち上がっている一番上に笠木という部材があります。この笠木って天端は雨ざらしでしかも水平面となっています。この部分に上からビスを打って下地の木材に固定するってちょっと無謀です。
実際、こういった現場は意外と多く見受けられます。特にアルミ笠木ではなく板金笠木の場合はこういった固定の仕方が多いですね。
しかしですね、水が滞留するところに穴を開けてしまっているということはいずれはその穴から下地に水が入りますよね。こういった場合の処理としてビスの上からシーリングというのが一般的ですが、そのシーリングもあまり長持ちしないでしょうね。
ではどうするか?
単純に交換というのが一番なのですが、現状、水が浸入して下地の木部が傷んでいるのか?を確認することが大切です。今回は幸運にも下地に雨水が浸入していなかったのでビスの頭に「雨ピタ」を貼って止水します。
ピタッと貼れてピタッと止まる!ほんとにすごいです。
全く違う現場ですが塩ビシート防水の破断に雨ピタを貼りました。3年経過も全く変化なく雨漏りも再発していません。
とこんなスグレモノを今回も使用します。
ちょっと話がそれてしまいましたが、現状を確認してただ塗装するのではなく雨漏りの危険性があるところはケアしてあげる。これが 失敗しない外壁塗装=建物を長持ちさせる外壁塗装 となります。