2019年2月19日
今日は午後から雨の予報でした。そして天気予報がドンピシャの午後から雨…外壁塗装の現場は撤収です。こういった日は雨が降るということがわかっているので塗装をメインに作業するのではなく、その前段階、目荒らしやケレン、養生などを進めます。作業の進行は遅れてしまいますが、塗装品質を保つためには致し方ないことと考えております。
さて、今日のブログですが、屋根の雨漏り。それもトップライト絡みの雨漏りの現場調査です。
室内側の写真です。お客様のお話では1年~2年ほど前から雨漏りしてきたとのことです。
屋根に登ってみました。当該トップライトの上ですね。コロニアル自体も傷んでいますね。1回塗り替えているようですが、元の塗膜も剥がれてしまっています。コロニアルの割れなどは見られません。
下部分です。傷んではいますがやはり割れなどはありません。
この板金の下や収まりを見たいのですが大事な部分はコロニアルの下なんです。
トップライトに限らず、雨漏りの場合、築年数が浅ければそのモノ自体や取り付け方の不具合が想定されますが、築年数30年以上経過し、雨漏り発生が築年数が経過してからということは今まで止水を担っていた何かが劣化して雨漏りが発生したと推察されます。
それがトップライトとガラスのシーリングなのか?コロニアルの下にある板金のピンホールを塞いでいるシーリングなのか?はたまたトップライト本体なのか?はこの段階では判断できません。しかし言えることは1次防水である屋根材(ここではコロニアル)の内側に雨水が浸入し、更に2次防水のアスファルトフーフィングの内側に浸入した結果、雨漏りとなっているということです。
ではどうするか?今回は散水調査をご提案するのではなく、お客様の意向、築年数、屋根材の痛み具合を考慮して葺替えのご提案をさせていただきます。もちろん、解体しながら雨漏りの原因を突き止めますので 雨漏り解体調査 も同時に実施します。