2018年2月16日
今日は大田区久が原にて雨漏り散水調査でした。
天井に現れているシミ。この雨漏り、水が落ちるとかではなく気がついたらこのシミが出ていた。という雨漏り具象です。上は散水調査を実施する前の写真です。水分計を使ってシミが出ている部分の水分を数値化しています。この数値をベースとします。
散水して天井内に水分が落ちてくれば 数値が大きくなる=雨漏りしている ということになります。
そしてこれは赤外線サーモグラフィーカメラの映像です。これも散水調査をする前です。温度の変化はありませんね。
これも散水して天井内に水分が落ちてくれば 温度の変化が現れる=雨漏りしている ということになります。
散水する場所をかえること3箇所目。散水開始から1時間10分。水分計が測定不能となっています。明らかにこの部分に水分の含有が増加している証拠となります。
そしてその状況を赤外線サーモグラフィーカメラで確認すると明らかに温度が下がっています。
こうした状況から今回の雨漏りは3箇所目に散水した場所が雨水浸入位置と断定しました。
こういった状況でも天井から水が落ちてくることは無かったです。
水が落ちてこない雨漏りでも赤外線サーモグラフィーカメラと水分計を使用し、数値や映像で水が浸入して天井内に落ちてきていることが確認できました。
みえない雨漏りを確認するという意味では今回は非常に有用でした。