2016年7月30日
屋上防水の現調です。
10年ほど前に屋上防水を施工されたというお客様、ところどころめくれていたりしています。写真でもおわかりの通り塗布されている防水層が薄いですね。それにガラスクロスもはいっていません。
押さえコンクリートの伸縮目地を撤去しないで施工しています。
脱気筒も付いていないですね。
きっとプライマーをさくっと塗ってウレタンをさらっとローラーで塗っただけの防水工事だったのでしょうね。
どのような意図でこのような工事をしたのかは不明ですが、防水工事の知識のない業者さんが施工したのは間違いないようですね。
そのような業者さんでもお客様に『防水工事を施工しました』といえばお客様はそれが間違った防水工事かどうかの判断はできませんよね。
プロとしてしっかりとした施工の知識を持ってお客様にお話しする。その事の重要性をあらためて感じました。