6月11日
地元千鳥町で施工しています3階建て鉄骨ALC造の改修工事、まずは鉄骨階段から塗装に入ります。
これは6月9日の高圧洗浄時の写真です。飛散などいろいろなことを考慮しブラシにて洗浄しました。
土間コンとの取り合い部分、常に水分が含有しているため痛みやすいですね。
ワイヤーブラシも使ってしっかりケレンします。
表面の錆が落ちました。
錆止めは2液型弱溶剤エポキシ系ニッペのハイポンファインプライマーを使用します。
錆び部分だけ先行でハイポンファインプライマーを塗装します。
先行塗り完成です。次の日、全面錆止め(ハイポンファインプライマー)を塗装します。錆びている部分は2回、錆止めを塗装することになります。この仕様の方が当然長持ちしますね。
ただし、土間コンとの取り合い部分には雨が降ると水分が滞留してしまう(すでに水分が含有している)ので、この塗装仕様で大丈夫というわけではありません。実際、土間コンとササラとの取り合いにはコケなどが生えていました。
この状況を解消するにはタキステップなどを施工して水が入らないようにしてあげれば完璧ですね。もちろん、タキステップを施工するときでもしっかりケレンして錆止めを塗らないとダメですけどね。
こうしたリスクをしっかりお話しして、特に土間コンとの取り合いの部分は長持ちしません。とお話しして施工させていただいております。
限られた予算の中で少しでも長持ちするように、そんな気持ちで施工させていただいております。