現場から一本の電話が…
今、外壁塗装している建物の屋根(コロニアル)の事だ。
既存塗膜(前に塗ってある塗料)が簡単に剥がれるとのこと。この現場は外壁、屋根と塗り替えの予定。これは一大事と
すぐさま現場に急行!
早速密着の度合いをチェック!
何もしていない状態。
パイオラインテープ(内装の養生などに使うテープの糊が強力でないもの)を貼って
剥がしてみると→屋根に塗っている塗料が剥がれました。
テープを見ると、見事に剥がれた塗膜が着いています。
この結果から分かること。
この上から塗ってもすぐに剥がれてくるということ。
対策は?
剥がれる塗膜を剥がす。
それって簡単なの?
ワイヤーブラシ等で削ります。まさに人海戦術。それなりに工賃が発生します。
とこの状況をお客様にご説明。
結果
そのまま塗ってくださいのとのと…
剥がれるのを分かっていてそのまま塗るわけにはいきません。
金銭的な事もありますが、プロとして、職人としてそのまま塗ることは絶対にできません!『建物を長持ちさせる』この信念に反する事はできません。また、メンバーに指示を出せません。
ではどうするの?
自腹で削ります…そのまま塗装してもすぐ剥がれてしまう下地にただ塗装することはできませんから…
がんばります!!!